尾瀬ハイク

10月8日 そろそろ紅葉が良い時期かと思い、尾瀬に一泊二日でハイキングへ。

朝6時に家を出て尾瀬の戸倉バス停に着いたのが9時30分頃。関越自動車道の沼田ICで降りてそれから国道で戸倉バス停まで。以前は細く曲がりくねった道だったが新しい道もでき、アクセスも驚くくらいよくなった。戸倉バス停はもう第一駐車場は満車でちょっと離れた第二駐車場に止めることに。そこからシャトルバスで鳩待峠に向かう。バス停でシャトルバスの運行を管理していた人が言うには、この時間になると日帰りで入山する人のピークが過ぎるようだ。8時頃から9時頃がピークらしい。山小屋に泊まる人は午後からでも向かう人がいるとのこと。鳩待峠までシャトルバスで20分。もっと近いかと思いきや結構、遠かった。油断していたので危うく車に酔いそうだった。

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鳩待峠の入り口。紅葉も色づき、天気も快晴で心躍る出発となった。

f:id:Kokopellinotabi:20181110225552j:plain 尾瀬ヶ原までの道中。鳩間峠から尾瀬ヶ原まで登りはなく前半はかなりくだり、後半は平坦な道だったので、登りを覚悟していたのにちょっと面食らった感があった。2時間で尾瀬ヶ原の入り口に到着。

f:id:Kokopellinotabi:20181110230216j:plain尾瀬ヶ原から至仏山を望む。名前とは裏腹に綺麗な山なのでぜひ登ってみたい。

f:id:Kokopellinotabi:20181110230404j:plain尾瀬ヶ原から燧ケ岳を望む。

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尾瀬ヶ原らしい景色。草紅葉と呼ばれている。

尾瀬ヶ原をひたすら歩いて横断すること約4時間。平坦な木道だったが疲労感は大。

ようやく今夜の宿である温泉小屋に到着。ここはテラスに椅子とテーブルが置いてあって尾瀬ヶ原を眺めながらくつろぐことができる。温泉で疲れを癒したあとの生ビールは最高だった。

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この日は夕方から日本海を台風が通過していて天気が下り坂で、楽しみにしていた夜空は望めないかと思っていたが夕食の後、外にでてみたら雲の切れ間から天の川が見えた。こんなに明るい天の川は初めてだった。

次の日はあいにくの小雨。宿から尾瀬沼を経由して大清水に抜けるルートで帰路に着く予定。 このルートは前日に比べ、結構ハード。尾瀬沼まで3時間、ほとんどが登りのルートで、雨も降っていたので意外と体力を消耗。前日に宿に頼んでおいたおにぎりで昼食を。でも、尾瀬沼のビジターセンターにある食堂のそばとカレーがおいしそうだった。おにぎり2個で800円、そばやカレーも800円。こっちのほうがよかったと後悔。

 

f:id:Kokopellinotabi:20181110231829j:plain尾瀬沼から大清水まで、30分くらい急な坂を登り、そのあと予想しなかった帰路、こんなにも長い下り坂が続くとは。

この2日間、尾瀬ヶ原尾瀬沼を歩いてみて自らの足でこの地域の標高を理解した。

鳩待峠はシャトルバスで相当、上に運んでくれていたことを大清水までに長い下り坂で思い知ることができた。標高でみるとこんな感じ。大清水から尾瀬沼を目指す人をみると鳩待峠から入ってよかったと改めて感じた。

鳩待峠(高い)-尾瀬ヶ原(低い)-尾瀬沼(高い)-大清水(相当低い)

この2日間で気づいたことは、このルートで山小屋に一泊する人が意外と多いこと。

鳩待峠で出会った人が同じルートで次の日も道中で頻繁に出会うことに。

次回は、初夏の水芭蕉の頃にと思って大清水のお土産屋にかざってあった水芭蕉の大群の写真があったので、お店の人にこんなに水芭蕉が見れるのと聞いたら、そんなことないじゃない。あれは20年前の写真で、いまは半分くらいに減ってしまったって。

鹿が食べちゃうらしい。でも、一度は来てみたい。