かやぶきの郷 

恒例となった年末の温泉旅行、今回は群馬県の山奥にある”かやぶきの郷”に宿泊した。

あまり知られていない温泉で薬師温泉と呼ばれている一軒宿。かやぶきの郷というだけあって敷地内にはかやぶき屋根の古民家が何件か建っていて、食事処として使われている家や骨董品などが多数展示されている家などがあった。

古民家は別の場所から移設してきたようで、濱田亭や小林家など各棟に移設前の家の名前をそのまま使っていた。昭和初期の古き良き時代を感じさせる郷をコンセプトに作られていた。

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門から宿のあるチェックインカウンターまで300mくらいの道をゆっくり下っていく途中の展示物。ここを下っていくだけでも様々な展示物があり楽しい。10分くらい歩くと

宿泊棟のロビーへ。囲炉裏のあるカウンターでチェックインを済ませ、部屋へ。

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雰囲気のある部屋で街道の宿の名前をそのまま部屋の名前に使っていて数字の部屋番号を忘れっぽい自分にはとっても助かる。それ以外にも細かいところに気が利いていてとても良い宿だった。冷蔵庫には湯上りにとサイダーがサービスでおいてあった。
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温泉は肌に優しく、湯船も仰向けになって浸かれる浅い風呂と、温め、熱めと3種類の湯船があり長湯しても飽きることがない。露天風呂は内湯とは離れていて移動するには一度、浴衣を着ないと移動できないのが難点だが時間をおいてはいる分には特に苦にはならない。風呂には英語、韓国語、中国語で説明書きがあり、こんなところまで外人客がいるのかと驚き、食事の時に給仕してくれる人に聞いてみたら、外人にはこういった古民家は人気があるとのこと。団体は取らないようだが個人でインターネットで申し込んでくるとのこと。国際結婚の結婚式場としても人気があるらしい。

食事はそば懐石で、刺身やステーキもあり一品一品、とてもおいしく、最後のそばもとてもおいしかった。そばだけ食べることもできるようでそれだけでも来る価値があるかな。

もう一度来ても良いかな。