戸隠神社参拝
最近、人気のパワースポットらしい戸隠神社を参拝してきた。
この神社は宝光社、火之御子社、中社、九頭龍社、奥社の5社から成り立っていて、2000年も歴史があるらしい。また美しい森に囲まれているようなのでなるべく歩いて回ろうと計画。当初は宝光社から順に、奥社までと考えたが夏の暑さに耐えられそうもないので、宝光社、火之御子社は車で回って、中社の駐車場に車を止めてあとは歩いて回ることに。
朝、家をでて車で約4時間、戸隠に到着したころはもうお昼も近くなったので戸隠そばで腹ごしらえすることにした。
長野側から神社までの街道沿いに大久保の茶屋というお蕎麦屋さんがあり、昭和天皇もここでお蕎麦を食べたとネットで紹介されていたのでここに決定。中に昭和天皇の写真が飾ってあった。
店内は雰囲気の良い座敷もあり、涼しい風が通り抜けて田舎のばあちゃんちを思い出した。お蕎麦もそばの風味が後にのこりとてもおいしかった。
おなかもいっぱいになったので参拝へ。
参拝は下から宝光社、火之御子社、中社、九頭龍社、奥社の順に回ることにした。
5社ともそんなに特徴のあるものはなく、どこにでもある神社だったけど、周辺の森がとても美しく、立派な杉の緑が夏の強い光に映えてきれいだった。
特に、奥社の山門をくぐった後に現れる杉並木は圧倒的で迫力のあるものだった。
日光や箱根の杉並木なども有名だが、ここは杉の美しさがずば抜けていて今まで見た中で一番だった。これをみるだけでもここに来る価値がある。
杉並木 奥社までの途中の山門から覗く杉並木
中社の3本杉 宝光社から火之御子社の間の2本杉
杉に囲まれた美しい森のなかを宝光社から奥社まで延びる神道
暑い夏の日でもひんやりとした空気に包まれてちょっと神秘的に
中社から奥社の入り口まで約1時間、奥社の往復で約2時間、計3時間の軽いトレッキングだったが結構疲れたので、奥社の入れ口から中社までバスで移動することにした。
神社に参拝というよりも、きれいな杉に囲まれた森をトレッキングした感が強い1日だった。
奈良漬け作り Part3
レシピ:沼目うり 約10kg(種を取る前)
塩:2㎏弱
ザラメ:1.5㎏
今年で3年目となる奈良漬け作り。毎年、ちょっとずつ作り方を変えながら自分に合った奈良漬けを探している。
昨年の奈良漬けの反省点が2点ほどあり今年は改善できるよう取り組んでみる。
一つは、最初の塩漬けが1週間と長すぎたため、いつまでも塩抜きができず半年後にいったん酒粕を取り除いて、塩水で塩抜きをした。そのためしょっぱさは抜けたが食感が水っぽくなってコリコリといった歯ごたえがなくなってしまった。今年は塩漬けを2日間と短くしてみる。
もう一つは瓜が大きすぎて樽に漬けるときに曲げながら漬けたため仕上がりが曲がった、ままになってしまった。
今年の瓜は短くて太くなる品種の沼目うりという種類を植えてみた。昨年は白瓜という品種だった。
4月下旬にネットで種を購入し、叔父に託す。(今年も叔父の畑で栽培してもらう)
5月の中旬頃、元気のよさそうな10本の苗を畑に植え漬け育てることに。
6月の中旬にじゃがいもの収穫に呼ばれ、同時に生育状況を確認したが、まだ実も小さく収穫までにあと1か月必要
7月14日 そろそろよさそうとのことで畑に行ってみた。20個くらいの実が成っていて半分くらいは収穫には良い頃だったが他はまだあと1週間くらいこのままにしておきたかったが、今度、いつ来れるかわからないので全部収穫することにした。時期をずらして収穫できれば良いけど漬けるのも1日でつけるので妥協するしかない。大きいもので20cmくらい、去年の40㎝オーバーに比べればちょっと小さすぎたかなと思いつつ、どんな漬物ができるのか楽しみにしながら種を取って準備を開始した。
JAに行ったらきれいな冬瓜が売っていたのでこれも試しに漬けてみることにした。
恐竜の卵みたい。見たことないけど。
結局、これも併せて8kg(種を除いて)くらいとなった。
7月16日に塩漬け開始。
7月18日の2日後に塩漬けからあげて、タオルで水分を除き、約5時間日陰干しを行って酒粕に漬けた。昨年は1週間と長めに塩漬けしたためなかなか塩気が抜けなかったため今年は短めにしてみた。この塩漬けの期間が長いと漬けた後の日持ちも延びるらしい。
昨年に漬けた瓜がまだ残っていたので古い酒粕をタオルでふき取って新しい粕で二度漬してみることにした。どんな味に変わるのか楽しみ。
後日談
今年の奈良漬け作りはひと段落と思っていたら、2週間後に叔父から瓜がまた生っているので採りに来てと連絡があり、聞いてみると前回の収穫から、そのままにしていたら成長したとのこと。行ってみると形の良いうりが20個くらいなっていた。
これを見ると前回の収穫はやっぱり早かったようで、このまま放っておくのもいかがなものかと思い、収穫して追加で漬け直すことにした。
長さは短めで太っているので樽漬けには最適なサイズ。結局、5㎏に塩1.2㎏で塩抜きを3日間して、前に漬けた樽に追加で漬け直した。
今年は初めての種だったの収穫時期がわからず、しくじった感じではある。でもこの品種は短めで太くて身も厚いので樽漬けには適しているように思う。
サンライズ出雲の旅
昔から憧れていた寝台特急の旅をようやく叶えることができた。
今まで長期休暇の旅行先で何度か候補に挙がっていた山陰地方だが、行くのならやっぱり寝台特急でと思っていた。
今年のGWは特に予定もなかったので、ダメもとで旅行会社に予約を入れたのが3か月前。旅行会社のお姉さんの話によると、週末やGWなどのチケットはなかなか取りずらいらしい。そんな中、比較的取りやすいのは部屋数も多いシングル個室とのことなのでそれでお願いすることにした。JRのチケットの予約は1か月前からとのことなので、とりあえずホテルだけ予約してもらい、期待しないで3月末を待つことに。
出発予定日の1か月前、旅行会社から予約がとれたとの一報をもらい、帰りの電車も予約するから予定をおしえてほしいといわれ、それ以降の日程など全く考えていなかったため、急遽、山陰地方の観光地などを調べ、旅行の計画を立てることに。
当日は夕飯と風呂は自宅で済ませ、22時24分横浜で乗車。
もっと乗車する人が多いのかと思いきやホームで待っている人が少ないのでちょっと意外だった。東海道本線のホームから出発。
列車がホームに入ってくると、ちょっとわくわく。存在感のある電車。
部屋は13号車の29番、2階建ての2階部分。13号車は1階に14室?、2階に9室?
部屋の広さは想定内、でも天井は意外と高く、自然に立っても頭が閊えることはなかった。2階は天窓になっていて、仰向けになると夜空を見ることができる。
ちょうど満月の夜できれいな月が輝いていた。
階段で2階に、廊下の両脇に部屋があり、扉を開けるとすぐにベッドが。
荷物の置き場所は意外とせまく、中型くらいのスーツケースを縦に置くことができるくらいの広さ。浴衣と毛布1枚、枕が付いていた。
とりあえずホームで買ってきたビールで乾杯し、一人旅を満喫。心地よい酔いと列車の揺れですぐに眠りに落ちる。でも横になってみると意外と振動が大きく、すぐに目が覚める。そのあとウトウトを繰り返し、気が付いたら夜が明けていた。
6時30分頃に岡山駅に到着。ここで出雲行きと瀬戸行の車両を切り離すため約5分間停車。前日に予約しておいた駅弁をホームで受け取り、ついでに切り離し作業をみていた。外に出ている人は意外と少なく駅弁も10人くらいがとりにきていただけだった。
列車は満室と案内があったけど本当に?と疑いたくなる。
切り離し作業を見ていたらとなりの20歳前後の女性が涙を流していたのにびっくり。
自分は何も感じることがなく、こんなに感受性の強い人は人生が楽しいだろうなと思いつつ、何度かチラ見。
岡山で買った栗おこわ弁当 それなりの味
ここから先は山陽本線を離れ、米子へ。山の中の線路なので、結構、揺れる。
3時間後に米子へ到着。あっという間の寝台列車の旅だった。もう少し寝れるのかと思っていたが、あまり眠れず疲れが取れないですっきりしない。年には勝てない。
この後、レンタカーを借りて、境港の鬼太郎ロードへ。
天気も良く多くの人が訪れていた。こういったキャラクタで町おこしができるのかと、考案した人に感心。
境港は紅づわいガニの水揚げが日本一とのこと、ランチにはカニ料理をと思い、海鮮料理のお店へ。メニューを見ていたら、近海でとれた魚で太平洋側ではあまり見かけない”のどくろ”なども入っている海鮮丼に目が留まり、それを注文。マグロの入っていない海鮮丼は初めて。それでも近海の魚が沢山はいっており十分満足。
その後、出雲大社へ
出雲大社は縁結びが有名だが、八百万の神とのことで何でもOK。
出雲大社は観光地化されていてちょっと興ざめ、ウサギのキャラクタも可愛くなっていて、歴史の重みが薄らいだ。
出雲大社から歩いて20分くらいの稲佐の浜と弁天島に沈む夕日。
稲佐の浜は、神無月(出雲では神在月というらしい)に全国の八百万の神々を迎える浜とのこと。夕日百選にも入っている浜。ここで夕日を取っていたら近所のおじいさんが寄ってきて今日は天気が良くなくて夕日が映えないね~と。自分には十分、きれいな夕日だと思うんだけどと言ったら、以前、スマフォで撮った、海岸線に雲もなくきれいに太陽が沈んでいく夕日の写真を見せてくれた。こんな時もあるんだと驚きの写真だった。
この時期に夕日を撮るんだったらこっちがいいよと案内してくれて、その間にいろいろ話を聞かせてもらった。秋の空気がきれいな時がいいとか、弁天島にまつわる話などしてもらった。夕方にこの浜を散歩しているといつも神々に守られているような気になると、なんとも羨ましい限りだ。
翌日は、朝早くホテルを出発し鳥取砂丘へ。全国的に有名な観光地のわりには、ちょっと物足りなさが。砂丘がはるか彼方まで続いているかと思いきや意外とせまい。
寄らなくてもよかったか。時間もあるので砂の美術館へ。
ここは迫力もあり一見の価値あり。
鳥取駅でレンタカーを乗り捨てて特急で姫路へ。
姫路城は以前から訪れたかった場所。さすが世界遺産。
この日はGWの中日の平日ということもあり、待たずに城内へ。
ひどいときは1時間待ちもあるとか。天守閣の最上階まで登って約1時間30分。
見どころ満載だった。
この後、新幹線で帰路へ
あっという間の山陰の旅だった。もう訪れることはないだろう。
長興山紹太寺のしだれ桜
今年も桜の季節がやってきた。満開になってから雨もなく晴天が続いたので1週間くらいはきれいに咲いている。週末に長興山紹太寺の枝垂れ桜を見にいってきた。
小田原から箱根登山鉄道で入生田へ。途中、花見用のお弁当を買おうということで、小田原駅のラスカの食品売り場に。やっぱりここまできたら、わっぱやのわっぱめし。店頭に並んでいるわっぱめしを電子レンジで温めてもらいリュックにいれて持っていくことに。リュックのなかはわっぱの木の香りがいっぱいに。電車の中で匂いが広がらないように密封してから搭乗。初めて箱根登山鉄道に乗ったが、こんなに外国人の旅行客が多いとは。乗っている人はほとんど大きなスーツケースを抱えていて電車の中は満員状態。いろいろな国の人がいるようだ。入生田は3つ目の駅なので込んでいても苦なく到着。
入生田の駅からは1㎞くらい30分かけて山道を登ってようやく枝垂れ桜に到着。
急に山道が開け、目の前に大きな枝垂れ桜が姿を現す。樹齢は340年、かなりの老木なので花の勢いのようなものは衰えているように思うが、毎年、このように花を咲かせていることに感銘。ここで花を見ながら、わっぱめしを食す。ビールを買っておけばよかった。でも最高!!
小田原に戻って小田原城へ。ここにも外国人観光客が。
小田原に戻って小田原城へ。ここにも外国人観光客が。お城と桜は日本の春の象徴のようによく合う。ライトアップするとのことなのそれまで時間をつぶすことに。
ライトアップするとのことなのでそれまで市内に戻って夕飯をとりながら暗くなるまで時間をつぶすことに。再度、お城にもどって夜桜を。
お堀を歩いていると一か所だけ小田原城を望める場所があるが、結構、離れているので望遠レンズでねらう必要がある。
夜桜見物は毎年、寒い思いをするのだが今年は気候もよく、楽しめた。
小田原城は桜の季節なので当然のようにライトアップ
ライトアップの小田原城
先日、小田急電車の吊広告に小田原城のライトアップが掲載されていたのをみて、なぜか鳥ぎんの釜めしと焼き鳥が食べたくなったので久しぶりに小田原に行ってみることに。
鳥ぎんは小田原の老舗で本店と東口店があって東口店はちょっと路地に入ったところに店を構えていて良い雰囲気を醸し出してる。この釜めしやのお気に入りは、焼き鳥と鳥のから揚げ。釜めしも美味しいけど鳥関連の料理がうまい。ビールと一緒に食べると最高。店に入ったときはまだ18時前なのに、ほとんど満席状態。予約客を多いとのこと。囲炉裏の相席でちょっと落ち着かなかったけど、そこで食べることにした。
食事後は小田原城のライトアップへ。ライトアップすると見栄えのする立派のお城に様変わりしていた。昼間に見ると大したお城ではないけど。今日は比較的暖かかったので、多くの人が見学にきていた。はやりのプロジェクションマッピングもあり、結構楽しめた。ライトアップの期間は12月から3月初旬までとのこと。また桜の季節にきてみようと思う。